平成28年度 第4回 岐阜市介護・福祉・医療事業所連絡協議会を、長良川防災・健康ステーションにて開催いたしました。

今回は、竹重先生から、地域包括ケアシステムの構築に向けて変わりゆくある制度の中、多職種連携の目的は多岐に及びことを再認識させていただきました。

例えば、患者・利用者を支えるためのサービスの連携であったり、介護予防を意識した地域住民の生活を支える連携であったり、各事業所の運営や質の向上を目的とした連携であったりします。

それらの連携の優先順位や具体的な方法に一定の答えはありません。

岐阜市は41万人都市であり地域差もあります。専門職も職種や事業所によって、考え方や人員不足、融通の利く時間帯、本業も疎かにはできないところもあると思います。

そのような状況で、物事を進めていくのは、かなり細く遅い道になると思います。暗中模索で進めていても、答えが見えずに心が折れてしまうかもしれません。

しかし、だからといって何も動かない状況では、変わりゆく時代に対応ができず、地域福祉が不十分な街になり、事業所も満足なサービスが提供できなくなるかもしれません。

岐阜市介護・福祉・医療事業所連絡協議会では、困難に向かう時代だからこそ、連携を拡げて深めて、歩みを止めずに行きついた先が、地域包括ケアシステムの答えのひとつになると信じて邁進して参ります。

皆様、今後も宜しくお願い申し上げます。