特別養護老人ホームナーシングケア寺田にて、平成29年度第1回岐阜西地区介護ネットワーク連絡協議会を開催しました。

今回は、岐阜市役所市民生活部市民生活政策課の土屋公彦管理監をお招きして、『道路交通法改正に伴う高齢者の安全確保』と題して講演をいただきました。

他の圏域も含めて、研修会の題材としては、やはり医療・介護等に着目した内容になりがちですが、少し切り口を変えたアプローチになったのは、北西部ならではの地域事情がありました。

市街地と比べて公共交通機関の整備が薄い北西部においては、自動車運転の需用が高い地域であると言えます。

実際に岐阜市内における高齢者の交通死亡事故も発生しており、中には高齢者の運転で、被害者も高齢者であるという、何とも痛ましい事故も発生しているとの事でした。

これは今後の地域社会において、大きな課題のひとつとされていながらも、何かとデリケートな要素も多く、完全な解決は難しいところでもありますが、地域全体が意識をするところから始めなければならないとの思われます。

岐阜西地区介護ネットワーク連絡協議会では、今後も地域性を意識した取り組みを創造していきたいと考えていますので、皆様、宜しくお願い申し上げます。