今回は特別養護老人ホーム ナーシングケア寺田にて、平成30年度第3回岐阜西地区介護ネットワーク連絡協議会を開催しました。

今回の講演は豪華に2本立てでお送りしました。

ひとつは介護老人保健施設寺田ガーデンの作業療法士 板橋知也氏による認知症についての講演です。認知症についての基本的な部分から、今回はいくつかの認知症スケールが紹介されました。一般的な長谷川式の他にも認知症の程度や年齢・症状などから、スケールも使い分ける方法もあることが、参加者の大きな反響がありました。

そしてもうひとつは、中央部の徘徊高齢者捜索支援ネットワークについてです。講演をされたのは中央部事務局の篠田智史氏です。シブい声に定評があります。徘徊高齢者捜索支援ネットワークは中央部発祥の事業ではありますが、その範囲は中央部に留まりません。すでに中央部以外の圏域の事業所から、ネットワーク参加の申し込みをいただいておりますが、そのネットワークをさらに広げるべく、この度北西部にて紹介をさせていただきました。

中央部の徘徊高齢者捜索支援ネットワークは、おかげさまで周囲からも好評価をいただいており、さらに拡大を検討しておりました。当協議会の活動としては圏域ごとで行っていても、実際の事業所は圏域外の利用者があり、範囲を物理的に広げることは、ネットワークの有効性をさらに向上させるものと考えております。

当協議会では各圏域で行っている活動を、その圏域で終わらせることなく、岐阜市全体への広める方向で検討しています。それが多職種連携・地域包括ケアシステム構築の一助となると考えているからです。そのためにも、情報の発信周知を今後も広く皆様にお届けして参りたいと考えておりますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます