今回は、特別養護老人ホーム ナーシングケア寺田にて、令和元年度第2回北西部連絡協議会を行いました。
今年度の北西部は認知症に対する理解を深めることをテーマに進めてきておりますが、今回は医療法人香風会黒野病院から、院長である村田一郎先生をお招きして、講演を行いました。
講演のタイトルは「高齢者の精神疾患について」です。
認知症と精神疾患は似て非なるものと言われておりますが、その明確な違いを医学的にご説明頂きました。老年期のうつ病の症状として、認知症の初期における症状と類似する点もあり、高齢者の様子がおかしくなってきたからと言って、一概に認知症とするのは尚早であるとおいうのです。
私たちは高齢者を支援する立場である以上、最も重要な要素のひとつとして、高齢者の情報(アセスメント)は大事にしているとは思いますが、情報だけを鵜呑みにしてはいけなくて、村田先生は医師として患者と向き合う中で、患者の反応の中から色々な疾患の可能性を絞り込んでいけるともありました。
どれも大変に興味深いお話で、参加者からの質問も多く上がり、村田先生も丁寧な返答をいただくことができました。
認知症については、これからも地域課題として多くを占めることになると思います。北西部ではこれからも認知症についての理解を深めつつも、具体的に地域の高齢者を支えていくための活動を検討・推進してい参りたいと考えております。そのためにも、皆様のご支援・ご協力は不可欠でありますので、これからもよろしくお願い申し上げます。
岐阜市 介護・福祉・医療
事業所連絡協議会
和光会グループ 事業部内
担当:谷田・後藤
〒501-0104
岐阜市寺田7丁目100番地
電話:058-255-0501
FAX:058-255-0502
▼平成25・26・27年度
岐阜県多職種連携
人材養成事業
▼平成28年度
岐阜市医師会事業
▼平成29年度
岐阜県医師会在宅医療
研修会等実施事業
▼平成30年度
岐阜市在宅医療・介護
連携推進事業
▼令和元年度
岐阜市在宅医療・介護
連携推進事業